前半2分、頭で先制シュートを決める栃木シティFCのDF佐藤(右から2人目)=県グリーンスタジアム

 天皇杯全日本サッカー選手権予選を兼ねた「NEZAS(ネザス)カップ第28回県サッカー選手権大会」(県サッカー協会主催、下野新聞社など共催)最終日は7日、県グリーンスタジアムで決勝が行われ、栃木シティFC(関東1部)が8-0で作新学院大(関東大学2部)を下し、2大会ぶり13回目の天皇杯出場を決めた。

 栃木シティは前半2分、CKからDF佐藤喜生(さとうよしき)が頭で合わせ先制。11分はFW吉山彬良(よしやまあきら)、33分に再び佐藤のゴールで3-0として折り返した。後半もFW戸島章(としまあきら)の3得点など攻撃の手を緩めず圧倒した。

 作新学院大は後半から途中出場のFW井出蓮(いでれん)が6本のシュートを放ったが、1点が遠かった。

 栃木シティの天皇杯1回戦は20日午後1時から、県グリーンスタジアムで愛知県代表のFCマルヤス岡崎(JFL)と対戦する。