【日光】奥日光の日光二荒山神社中宮祠で、境内の斜面に植栽されたシラネアオイが見頃を迎えている。
場所は、男体山山頂へ続く登拝門と1合目遥拝所の中間付近の斜面。シカの食害や乱獲で減少したシラネアオイを守ろうと、地元有志が長年にわたり植栽や保護活動を実施している。
1日は薄紫色のかわいらしい花が斜面に咲き誇っていた。同所は柵で囲われて立ち入ることができないが、柵越しに観賞することができる。
同神社によると、今年は例年に比べ10日前後早い4月25日に開花を確認。見頃は1週間ほどだという。
同神社の町井康祐中宮祠部長(48)は「今年は花が大きい印象。見頃が短い花なので、連休中などに参拝がてら見てほしい」と話している。