クリーンキャラバンでごみ拾いをする子どもら

 【さくら】宇都宮市一条4丁目のフタバ食品は、子どもたちと一緒に河川敷などの公園を清掃する活動「クリーンキャラバン」をさくら市内で始めた。喜連川の水辺公園をスタートに、5月に埼玉県、6月に東京都内でも活動し、今夏、千葉市内で予定するサクレ夏フェスタでのビーチクリーン活動につなげる。

 同社は「サクレレモン」など自社製品にプラスチック容器などを使っていることから、プラスチックごみによる海洋汚染に着目。環境負荷低減や地球環境保全活動の一環として昨夏、千葉市の稲毛海浜公園で開催したサクレ夏フェスタでごみ収集活動を実施した。

 今年は取り組みをスケールアップし、今月22日に喜連川の水辺公園でクリーンキャラバンを開始した。さくら市内での活動には地元のボーイスカウトやカブスカウト、市職員、同社員家族ら約40人が参加。同社の斎藤貞大(さいとうさだお)社長は「身近な問題を地域の子どもたちと取り組むことで地域全体の意識を少しでも高めていきたい」と話した。