宇都宮地方気象台は11日午前10時55分、「黄砂に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では12日午後から13日にかけて、広い範囲で黄砂が予想される。見通しの効く距離が5キロ未満となった場合には交通への障害が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけている。

 気象庁によると、11日午前9時現在、中国北部などで黄砂が観測されており、見通しの効く距離が2キロ未満となっているところがある。

 日本海を進む低気圧から伸びる寒冷前線の通過後、12日午後から13日にかけて、県内で黄砂の飛来が予想され、見通しの効く距離が10キロ未満となり、ところによっては5キロ未満となる見込み。

 屋外ではところにより黄砂が付着するなどの影響が予想される。