配布される宇都宮産米のセット

 【宇都宮】地産地消の大切さを知ってもらおうと、市は11日から、小中学校に入学する市内の新1年生計約9300人に宇都宮産米のセットを贈る=写真。

 今年で8年目。市内の公立、私立の児童・生徒には入学式などで配布するほか、市内在住で市外の小中学校に入学する児童・生徒には各世帯に配送する。

 「うつのみやげんきにごはん」とデザインされた箱に3種類の地元産米を詰め合わせた。米は、宇都宮大が開発した「ゆうだい21」、県産コシヒカリを厳選しJAうつのみやが商品化した「みやおとめ」、本県のオリジナル品種「とちぎの星」が2パックずつ計6パック。小1向けのパックには市のマスコットキャラクター「ミヤリー」が描かれている。

 小1向けが1箱1・8キロ、中1向けが2・7キロ。地元産米をPRするパンフレットも同封した。市農林生産流通課の塚越智美(つかごしともみ)主事は「入学という節目に、地元のお米のおいしさをぜひ知ってもらいたい」と話した。