【茂木】モビリティリゾートもてぎ(MRM)のハローウッズで26日、「春のガキ大将の森キャンプ」が1週間の日程で始まった。県内外の小中学生が参加。27日に茨城県鹿嶋市に移動し、鹿島神宮をスタート地点に4日間かけてハローウッズまでの120キロを歩く。
「ガキ大将の森キャンプ」は、ハローウッズの森のプロデューサー崎野隆一郎(さきのりゅういちろう)さん(67)が発案し、夏休みの時期には、全国でも珍しい「30泊31日」の長期キャンプを定期的に実施して子どもたちの心と体を鍛えている。
1週間の短期キャンプは、通常年4回開催してきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年春以降は開催されず、開催は2年ぶり。今回は6都県の小学4年から中学1年までの男女16人が参加している。
27日から4日間かけ、茨城県内の海辺と那珂川の河口から町内までテント泊で歩き通し、さまざまな発見や体験を成長の糧にする。
26日にハローウッズでのオリエンテーションに参加した和歌山県上富田町岩田、小学5年山下誠之介(やましたせいのすけ)君(11)は「海辺に何が落ちているか見るのが楽しみ」と目を輝かせた。崎野さんは「安全第一で皆と歩きたい。歩くことの素晴らしさを知ってほしい」と話した。