坂村市長(右端)を表敬訪問した市消防団の倉井団長(中央)ら

 【下野】市消防団(404人)が本年度の日本消防協会特別表彰「まとい」を受賞した。功績が顕著な消防団に与えられる同協会の最高栄誉賞。倉井茂樹(くらいしげき)団長らが13日、市役所を訪れ坂村哲也(さかむらてつや)市長を表敬した。倉井団長は「受賞は3町合併前からの伝統を引き継いだ先人の功績。その思いを後輩たちにも引き継ぎ、今後の訓練や活動につなげていきたい」と話している。

 まといは、消防庁長官表彰や日本消防協会長表彰旗を授与され、全国消防操法大会への出場経験があるのが条件で、設立以来優れた実績がある消防団に贈られる。全国約2200消防団の中から毎年10団体が表彰される。県内では宇都宮、足利、鹿沼市、那須塩原黒磯、益子町の各消防団に続く6団体目の表彰。