栃木県内は8日、本州付近が広く高気圧に覆われた影響で気温が上がり、午後5時までに佐野で22.1度、小山で21.9度など、全域で4月下旬~5月上旬並みとなった。各地で平年を9.1~12.0度上回った。
宇都宮地方気象台によると、那須烏山21.7度、真岡21.6度、宇都宮21.3度を観測し、大田原、塩谷、鹿沼も20度を超えた。県内にある気象庁の14観測地点の全てで今年最高を更新した。
宇都宮では午後1時ごろには20度を超える暖かさとなった。宇都宮市馬場通り4丁目の市バンバ市民広場周辺では、ワイシャツの袖をまくる会社員や上着を脱いで歩く観光客らの姿が見られた。
12日まではおおむね晴れ、気温が20度前後まで上がる暖かい日が続く見込み。