栃木県は27日、新たに91人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1週間前の月曜日と比べ25人減少した。公表日ベースで1日当たりの新規感染者が100人を下回るのは2022年6月28日の97人以来で、約8カ月ぶり。
80歳以上の男性2人が26日に死亡し、県内の死者は計1047人となった。1人は入院中、1人は施設療養中だった。
新規感染者は10歳未満~90歳以上。40代以下が全体の約7割を占め、最多の30代が22人、10歳未満が18人、20代と40代が10人などと続く。県内の累計感染者数は41万7687人。
感染者が減少傾向にあることについて、県感染症対策課は「ワクチン接種が進み、免疫を獲得する人が増えたためではないか」と分析した上で、引き続き基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。
入院者(予定含む)114人、宿泊療養者14人、重症者5人。26日時点の病床使用率は15・1%。重症病床使用率は11・9%となっている。