次世代型路面電車(LRT)が昨年11月の試運転中にJR宇都宮駅東口付近で脱線した事故で、宇都宮市は21日、推察される脱線原因と今後の対策を公表した。事故現場は半径25メートルの急カーブで、外側のレールが内側より2センチ高い。この高低差「カント」と特殊な走行パターンが組み合わさり、台車を中心に車体が左右に大きく振られて脱線したとみられる。
市は3月中にもカントの高低差をゼロにする工事に着手し、予定通り8月中の全線開業を目指すとしている。4月から一部区間で検討していた市民の乗車体験運行は取りやめる。
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