2023年度小山市一般会計当初予算案

 【小山】市は10日、2023年度一般会計当初予算案を発表した。総額は22年度当初比5・0%増の681億円で過去最大となった。道路や公共施設の維持修繕・長寿命化対策に予算を重点配分したのが一因。22年度に続いて、浅野正富(あさのまさとみ)市長が公約に掲げた「田園環境都市小山」の実現に向けた予算編成とした。浅野市長は「これまで以上に事業の選択と集中を推進する必要がある」と説明した。

 道路や公共施設の維持修繕・長寿命化対策に、22年度当初比3億1千万円増の18億3千万円を配分した。内訳は、小中義務教育学校長寿命化事業に6億800万円、道路補修事業に6億6千万円など。21年度から実施している小中学校の雨漏り修繕の25年度までの完了を目指す。