県は30日、2007年以来16年ぶりに台湾への県産イチゴの輸出を再開すると発表した。11年以降は東京電力福島第1原発事故に伴う規制もあり、輸出を進められなかった。足掛かりとして同日、現地バイヤーに試験輸出するスカイベリー320パック(約83キロ)を出荷した。残留農薬などの基準が厳しい台湾への輸出を通じ、「規制に対応できる産地」をアピールし、アジア圏を中心に販路拡大を図る。
県産イチゴの21年度の輸出先はマレーシア、タイ、シンガポールなど東南アジアが中心。富裕層を主なターゲットとしている。
台湾への輸出は長年途絶えていたが、日本産イチゴの人気は高く、現地バイヤーの期待も大きいという。
残り:約 437文字/全文:746文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く