県警察の歌を斉唱する卒業生=27日午前、県警察学校

卒業証書を受け取る豊田巡査=27日午前、県警察学校

県警察学校で行われた卒業式=27日午前、県警察学校

県警察の歌を斉唱する卒業生=27日午前、県警察学校 卒業証書を受け取る豊田巡査=27日午前、県警察学校 県警察学校で行われた卒業式=27日午前、県警察学校

 栃木県警察学校(蓼沼浩(たてぬまひろし)学校長)の初任科第200期生の卒業式が27日、宇都宮市若草2丁目の同校で行われた。卒業生35人は同日付で宇都宮中央署など県内14署に配属された。

 卒業生や県警幹部ら約160人が出席した。蓼沼学校長は「失敗を恐れず進んでほしい」と言葉を贈った。

 難波健太(なんばけんた)本部長は「県民が何を必要としているか考え、期待に応えてほしい」と訓示した。コロナ禍で自粛していた「栃木県警察の歌」を3年ぶりに斉唱した。

 卒業生総代で宇都宮東署配属の豊田健大朗(とよだけんたろう)巡査(23)は車検場の検査員からの転身。取材に「刑事を務める父の姿に憧れた。父に近づけるよう一歩一歩努力を続けたい」と力強く語った。