森下洋子さん(右)が出演する「ロミオとジュリエット」=田中聡(テス大阪)撮影

 日本を代表するプリマバレリーナ森下洋子(もりしたようこ)さんが出演する松山バレエ団創立75周年記念公演「ロミオとジュリエット」(同団主催、とちぎ未来づくり財団共催)が2月23日午後2時半から、栃木県総合文化センターメインホールで開かれる。

 シェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を同団総代表の清水哲太郎(しみずてつたろう)さんが構成から振付まで手がけた同団の代表作。おととし舞踊生活70年を迎えた森下さんをはじめとするたくさんのジュリエットとロミオが各場面に登場し、命の輝きを紡ぎ出す。

 森下さんは「松山バレエ団創立75周年の節目の年、『芸術は人々の幸せのためにある』という草創よりの理念を大切に心に留め、若い2人の純粋な愛と勇気の輝きをお届けし、平和と命を慈しむ思いを分かち合えたら」とコメントを寄せている。

 チケットはGS席1万2千円(3歳から小学6年生8千円)、S席9千円(同7千円)、A席6千円、車イス席9千円。3歳未満は入場不可。(問)028・643・1010。