熱が入るミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」の稽古

熱が入るミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」の稽古

ミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」のチラシ

熱が入るミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」の稽古 熱が入るミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」の稽古 ミュージカル「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」のチラシ

 茂木町を拠点に活動するアマチュア演劇団体「もてぎde演劇を創る会」(小堀志津枝(こぼりしづえ)代表代行)が、絵本作家いわむらかずおさんの作品「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」をミュージカル化し、3月に茂木、益子両町で上演する。茂木と隣接2町の団員に日光市民の応援を加え、総勢約60人が出演する。上演を望みながら他界した会の前代表渡辺力栄(わたなべりきえい)さん=享年(89)、2021年度県文化選奨受賞=の遺志を継ごうと、真剣な稽古が続いている。

 作品は渡辺さんがいわむらさんの原作絵本にほれ込んでミュージカル化を目指し、当初は20年秋の上演へ向け準備が進んでいた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で延期を強いられ、渡辺さんは上演を心待ちにしながら昨年11月に病気で亡くなった。

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