29日に開催される「第64回栃木県郡市町対抗駅伝競走大会」に向け、大田原市、那須塩原市、那須町の代表選手計約60人がこのほど、大田原市美原1丁目のDI STADIUMで練習会を開いた。
練習会は40年以上続いており、3地区の選手が合同で取り組んでいる。
選手たちはウオーミングアップを済ませると、男女別に中学、高校、一般のグループに分かれ、トラックの周回を重ねるごとに目標タイムを短くする「ビルドアップ走」を実施。徐々に厳しくなる目標タイムを切ろうと懸命に走り、自分を追い込んだ。
練習後、市と那須塩原市の選手たちはそれぞれに結団式を行った。
大田原市代表の加藤優陽(かとうゆうひ)選手(24)は「今年は初選出のフレッシュな選手がそろった。自分も主将としてチームに勢いを与える走りをしたい」と意気込んだ。
那須塩原市代表で、22回目の出場となる伊藤達志(いとうさとし)選手(37)は「新型コロナウイルスの流行は続くが、体調管理に気を付け当日を迎え、楽しい駅伝になるように力を合わせて頑張りたい」と話した。