サッカーJ2栃木SCは14日、宇都宮市馬場通り4丁目の市バンバ市民広場で今季のチームをお披露目するイベント「必勝祈願祭」を行い、時崎悠(ときさきゆう)監督と選手31人が集まった約600人のサポーターに今季の躍進を誓った。
リーグ戦開幕前の恒例行事だった「必勝祈願祭」の開催は3年ぶり。橋本大輔(はしもとだいすけ)社長や時崎監督、選手が宇都宮二荒山神社で神事を行った後、広場の特設ステージに登場した。橋本社長は「J1昇格が地域にとって新たな一歩を踏み出すことになる。改めて皆さんと一緒に目指したい」と決意表明。時崎監督は「昨年の悔しさを晴らそうと今年選手は毎日走っている。相手をねじ伏せる力強さを発揮できるチームをつくりたい」と意気込みを語った。
イベントでは質問コーナーや選手参加のゲームで交流を深めた。宇都宮市岩曽町、宇都宮商高1年福田梨乃(ふくだりの)さん(15)は「3年ぶりの開催で楽しかった。昨年の選手が多く残って積み上げがあるし、昇格プレーオフ出場を目指してほしい」と快進撃を期待していた。
今季の開幕戦は2月18日もしくは19日に宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで熊本と対戦する。