培った一体感、最後まで　成長示した「全国８強」佐野日大の冬

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前半１分、空中で競り合う佐野日大のＤＦ大野（右）

　第101回全国高校サッカー選手権大会第５日は４日、川崎市等々力陸上競技場ほかで準々決勝４試合を行い、栃木県代表の佐野日大（６年ぶり９度目）は０－４で岡山学芸館（岡山、２年連続５度目）に敗れた。佐野日大の最高成績となる前回出場時の４強には届かなかった。

　「雑草軍団」の挑戦は幕を閉じた。全国８強の各校と比べれば今年の佐野日大に輝かしい実績はない。それでも４強に迫る奮闘に海老沼英樹（えびぬまひでき）監督は「実力以上に持てる力を出して頑張ってくれた」とたたえた。

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