大田原高生の説明を受けて天体望遠鏡をのぞく児童

大田原高生の説明を受けて天体望遠鏡をのぞく児童

大田原高生の説明を受けて天体望遠鏡をのぞく児童 大田原高生の説明を受けて天体望遠鏡をのぞく児童

 【大田原】大田原高でこのほど、小学生を対象とした体験教室「わくわくどきどきサイエンス」が開かれ、市内の小学5、6年生約30人が高校生から科学の面白さを教わった。

 同校が文部科学省から指定を受けている、理数系教育の充実を図るスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環。自然科学系の部活動の部員ら48人が先生役を務め、児童らに天体望遠鏡や倍率の仕組みを指導したり、ドローンの操作や空気砲、スライム作りなどを一緒に楽しんだりした。

 同校2年で天文班長の小林律輝(こばやしりつき)さん(17)は「子どもに教えるのは初めてなので難しかったが、説明を興味深く聞いてくれた」と笑顔。薄葉小5年児島菜々(こじまなな)さん(11)は「いろいろな体験ができて楽しい。もっとやってみたい」と満足そうに話していた。