【鹿沼】市とマザータウン協定を結ぶ自転車プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」による「補助輪外し教室」(かぬま文化・スポーツ振興財団など主催)がこのほど、下石川のサンエコ自然の森サッカー場駐車場で開かれた。
講師は、市出身で今季のジャパンサイクルリーグで個人総合優勝を果たした小野寺玲(おのでられい)選手とスタッフら5人。子どもと保護者28組が参加した。
子どもたちは補助輪とペダルを外した自転車で地面を蹴り、タイヤに乗る感覚を身に付けた。続いて背負ったリュックを支えてもらいながらペダルをこぎ、駐車場内の楕円(だえん)形のコースを周回した。
東小1年の江口颯人(えぐちはやと)君(6)は「こぎ始めるのが難しいけど、1人で乗ることができてとてもうれしかった」と喜んだ。小野寺選手は「小さい時から自転車に親しんで、楽しい乗り物だと感じてもらえたら」と目を細めていた。