高所作業車を活用した師走恒例のえびす像のすす払い

高所作業車を活用した師走恒例のえびす像のすす払い

高所作業車を活用した師走恒例のえびす像のすす払い 高所作業車を活用した師走恒例のえびす像のすす払い

 【真岡】東郷の大前(おおさき)恵比寿神社で13日、「日本一のえびす様」で知られるえびす像のすす払いが行われた。アームの長さが27メートルという高所作業車を利用し、台座を含めると高さ約20メートルに及ぶえびす像の1年間の汚れを落とした。

 すす払いは師走の恒例行事。1989年に建立されたえびす像は、金運招福や商売繁盛の御利益があるとされる。

 この日はあいにくの小雨が降る中、神職や協力者ら8人がササ竹などを用いて、えびす像をきれいに清掃した。

 新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵攻を受け、加藤直人(かとうなおと)宮司(64)は「来年は陽気で飛び跳ねるウサギにあやかり、景気も上がり、コロナも戦争も収まって、にこにこえびす顔で過ごしたい」と話した。