【宇都宮】3年ぶりにジャパンカップクリテリウムが行われた15日、会場となった市内中心部は自転車ファンや家族連れで一日中にぎわった。
オリオン通りはジャパンカップストリートと名付けられ、自転車メーカーや協賛社ブース20店が出店。ヘルメットやロゴ入りのTシャツなど自転車に関するグッズ売り場がずらりと並んだ。レース前には、オリオンスクエアで足で地面を蹴って進むキックバイク大会も実施。2〜6歳のキッズ80人が参加し、会場内の特設コースで順位を競った。ゆいの杜(もり)2丁目、会社経営江田豊(えだゆたか)さん(41)は「3年ぶりで、迫力あるレースを間近で子どもに見せたかった」。同大会に参加した長男光(ひかる)ちゃん(4)は「みんなとレースができてとても楽しかった」と喜んだ。
クリテリウムは、高校生やガールズ競輪選手のレースに続いてスタート。世界一流の選手が、大通りの2・25キロの周回コースを15周して競った。大通り沿いは、自転車ファンでびっしり。目の前で繰り広げられる選手間の駆け引きやスピードなどに手に汗握り、お目当ての選手に向かって盛んに声援を送った。
川崎市宮前区、会社員西山洋介(にしやまようすけ)さん(40)は「いつもはローカルのレースしか見ていないので、3年ぶりに見る一流選手は、スピードが速く(私に)当たる風が全然違います」と興奮気味だった。
市都市魅力創造課の出井宏明(いでいひろあき)課長(52)は「3年ぶりに開催できて感無量。コロナ禍の中、まちがにぎわって感激です」と話した。
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