【真岡】2023年(22年10月~23年6月)産の県産イチゴの出荷が11日、鹿のJAはが野二宮東部集荷場などで始まった。出荷されたのは「とちあいか」で、12日には東京・大田市場で競りにかけられる。
11日は約150パック(約40キロ)を出荷した。二宮東部集荷場には生産者1人が120パックを搬入し、同JA職員らが色や形などを入念に確かめた。
直近1週間ほどは気温が低い日もあったが、今年は天候に恵まれ生育は順調という。イチゴを運び込んだ同所、鈴木武(すずきたけし)さん(48)は「スタートに良いイチゴを出せてよかった。おいしいイチゴを食べてもらいたい」と話した。
JA全農とちぎによると、県内の今シーズンの「とちあいか」の作付面積は95ヘクタールで、昨シーズンの2倍以上。