第二の人生の始まりとされる還暦を迎えた人々を祝おうと、全国の花火メーカーが12月5日、小山、日光の両市を含む全国37カ所で、一斉に赤色の花火を打ち上げる。
東京都内の老舗花火メーカーの担当者が還暦を迎えることに合わせて、仲間と話し合って初めて企画した。十二支が5回巡って還暦とされることから、12月5日を「還暦花火の日」の記念日として打ち上げることにした。
イベントには24都道府県の35事業者が参加する。本県からは田熊火工(野木町)が小山市大川島の観光農園「いちごの里」で、関口煙火工場(栃木市)が日光市の鬼怒川温泉で実施する。
花火は全国一律で午後7時からの10分間、2・5、3、4号玉の赤い花火を各20玉ずつ、計60玉打ち上げる。鬼怒川温泉では自由演出の花火も夜空を彩る。
イベントの実行委員会の担当者は「還暦までの人生をたたえる文化を作り、還暦後の人生も楽しみと思ってもらえるようにしたい」と話している。
(問)実行委03・5825・1331。
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