特選に選ばれた謹製栗最中「隈」

 飲食店情報サイト運営会社「ぐるなび」(東京都)は20日、東京都内で、秘書が選ぶ「接待の手土産セレクション2025」の特選品の発表会を開いた。小山市のカフェレストラン「AOYA CAMPAGNE(アオヤカンパーニュ)」の「謹製栗最中『隈(くま)』」など20点を選び、表彰した。

 同セレクションは、ぐるなびが運営する手土産の紹介サイトの中から、約150人の企業などの現役秘書が味や包装、こだわりなどを審査して特選品を選出する。今年で10年目となる。

 「隈」は、アオヤカンパーニュの店舗の設計デザインを担当した建築家隈研吾(くまけんご)さんから「小豆と栗が好き」と聞いたのをきっかけに商品化したという。北海道産の小豆とてんさい糖、茨城県笠間市の栗を使用。こし・粒の合わせあんと刻んだ栗を、隈さんのサインをかたどった皮で包んだ。すがすがしい甘みと独特の食感が特徴だ。

 同店を運営する蛸屋(たこや)の上村信夫(かみむらのぶお)社長は「手間をかけたこだわりの商品。目利きの方々の評価をいただけてありがたい」と喜びを語った。

 9個入りで3240円。手土産紹介サイトや店舗で購入できる。