セラピー犬に絵本を読み聞かせる子ども

セラピー犬に絵本を読み聞かせる子ども

セラピー犬に絵本を読み聞かせる子ども セラピー犬に絵本を読み聞かせる子ども

 【栃木】市栃木図書館で1日、児童がセラピー犬に絵本を読み聞かせるイベントが開かれた。市内の小学生ら約10人がセラピー犬と触れ合いながら、お気に入りの1冊を音読した。

 高齢者施設や病院、学校などへの慰問活動を行う鹿沼市府中町のNPO法人「とちぎアニマルセラピー協会」が協力。間違いを気にせずに本を読めるため、児童らの苦手意識の克服などが期待できるという。

 この日はトイプードルやチワワなど訓練を受けた同協会のセラピー犬10匹が“聞き役”を担当。児童らはセラピー犬をなでたり、一緒に寝転がったりしながら絵本を読み聞かせた。

 家族と参加した栃木第五小1年細谷七海(ほそやななみ)さん(6)は抑揚をつけてニワトリの物語を読み上げ、「わんちゃんも喜んでくれたようでうれしかった」と笑顔を見せた。