春に咲き誇った陽東小の桜(陽東地区まちづくり協議会広報の加藤弘さん提供)

今年春に咲いた陽東小の桜(陽東地区まちづくり協議会広報の加藤弘さん提供)

手作りした記念品を紹介する児童代表の青木さん(右)と松下さん

春に咲き誇った陽東小の桜(陽東地区まちづくり協議会広報の加藤弘さん提供) 今年春に咲いた陽東小の桜(陽東地区まちづくり協議会広報の加藤弘さん提供) 手作りした記念品を紹介する児童代表の青木さん(右)と松下さん

 【宇都宮】陽東小でこのほど、老木化して伐採された校庭の桜の木を使い、全校児童425人が記念品を作った。同校の創立50周年に合わせた取り組みの一環。児童は半世紀を超えて児童の学校生活を見守ってくれた桜の木に「思い出の木。おじいちゃんおばあちゃんになっても、ずっと記念品を大切にしたい」と思いを込めた。

 同校は1976(昭和51)年、移転した陽東中の跡地に開校した。桜は中学時代の昭和40年代に植えられたといい、開校時は36本あったと記録されている。特に校庭の東側は桜並木となり、新入生を迎える春にはアーチ状に桜の花が咲き誇り「陽東小の桜並木」として親しまれた。