自転車ロードレースのJプロツアー(JPT)最終第11戦「群馬CSCロード」(1周6キロ×25周=150キロ)は25日、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターで行われ、アステモ宇都宮ブリッツェンは岡篤志(おかあつし)が3時間45分35秒で、今季JPT初優勝を飾った。7年ぶり4度目のチーム総合優勝も果たした。
気温10度台前半の寒空の下行われたレースは93人が出走。序盤にできた武山晃輔(たけやまこうすけ)、フォン・チュンカイを含む7人の逃げが、19周目で吸収され、カウンターで単独の逃げが生まれた。集団と最大1分以上の差がついたが、残り約2キロで集団から岡を含む3人が捕らえて抜き去り、ゴールスプリントを岡が制した。
個人総合で岡は2位、ルーベン・アコスタが5位だった。ブリッツェンの今季最終戦は11月9日、沖縄県名護市を発着点とする特設コースで国際自転車連合(UCI)公認レースの「ツール・ド・沖縄」が行われる。
エース、さらなる成長へ
アステモ宇都宮ブリッツェンの岡篤志(おかあつし)は、個人年間総合を争った金子宗平(かねこそうへい)(群馬グリフィン)をスプリントでかわし、今季JPT初勝利。「なんとか最後に勝ちとれた」と寒さに震えながらはにかんだ。
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