来春スタートのNHK連続テレビ小説「風、薫る」のロケ地となった大田原市の禅寺「大雄寺(だいおうじ)」。いにしえの風を感じるような名刹(めいさつ)をご紹介します。
豊かな自然に溶け込むかやぶき屋根の大雄寺本堂
大雄寺の創建は、室町時代の1404年。曹洞宗の禅寺で、600年以上の歴史を誇ります。もともとは現在地から車で10分ほどの場所にあった白旗城(しらはたじょう)の鬼門に当たる位置に建てられました。
1576年、当時の黒羽城主・大関高増(おおぜきたかます)が夢のお告げを受け、城を現在の黒羽の地に移す際に大雄寺も移築されました。以来、黒羽藩主大関氏の菩提寺(ぼだいじ)としても、その歴史を歩んできました。
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