JA全農とちぎは16日夜、東京都内で「県産銘柄牛懇談会」を開き、食肉市場の関係者らに県産ブランド牛の「とちぎ和牛」や「とちぎ霧降高原牛」、「日光高原牛」の魅力を発信した。
県産銘柄牛の認知度向上や消費拡大を目指して毎年開催。今回は都内の市場関係者や県内の生産者ら約110人が参加した。
JA全農とちぎ運営委員会の国府田厚志(こうだあつし)会長(JA栃木中央会長)は「関係者が連携し、県産銘柄牛を日本一のブランドとすることを目標に事業を進めていく」と強調した。
福田富一(ふくだとみかず)知事らも出席し、市場関係者に県産銘柄牛の販売促進を呼びかけるトップセールスを行った。特別ゲストとして本県出身のお笑いコンビ「U字工事」も登場。生産者とともに県産銘柄牛の特長などをアピールした。
また、JA全農とちぎは17日、東京都中央卸売市場で「第52回県産銘柄牛共励会」を開いた。県内各地から計91頭が出品され、交雑種では松山敏幸(まつやまとしゆき)氏(下野市)、とちぎ和牛では町井一貴(まちいかずたか)氏(鹿沼市)がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。