入館者数15万人を祝う中村市長(右)と青木孝さん(右から2人目)ら

 3月にリニューアルオープンした栃木県真岡市下籠谷(しもこもりや)の「真岡いがしら温泉おふろcafeいちごの湯」の入館者数が約半年で15万人を突破し17日、同施設で「15(いちご)万人達成式典」が行われた。

 15万人目となったのは真岡市道祖土(さやど)、無職青木孝(あおきたかし)さん(72)。1日に妻はるえさん(72)と長女伴夏(ともか)さん(37)と3人で訪れ、入浴や食事を楽しんだという。

 式典では中村和彦(なかむらかずひこ)市長が3人とくす玉を割って達成を祝った。隣接の宿泊施設「真岡いがしら温泉ホテルチャットパレス」で使える2万円分のフレンチフルコースペア食事券と花束も贈られた。

 孝さんは「リニューアルしてからは初めてだったが、のんびりと一日過ごせるように変わっていた。(時間の)余裕があれば週1で利用したい」と話した。

 同温泉は15万人達成を記念して25~30日に感謝祭を開く。25、26日はソフトドリンクの無料サービスなどを実施し、27~30日は高校生以上の利用者に入館無料券を配布する。