次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは11月9日、宇都宮市下平出町のライトライン車両基地で、普段見ることのできない検修庫などが見学できる「車両基地開放デー」を開催する。
当日は同社設立10周年の節目。車両基地見学会は普段、有料で開催しているが、今回は地域の利用者にLRTをより身近に感じてもらおうと無料で参加できるようにした。「車両基地開放デー」と銘打って開催するのは初めて。
開放時間は午前9時~正午で、この間、車両の整備や点検をする検修庫を自由に見学できる。車両の下部なども間近で見られるほか、屋外にある専用の洗車機で水洗いしながら移動する車両の乗車体験ができる。
管理棟周辺では「ライトライン2025フォトコンテスト」の受賞作12点を展示し、表彰式を行う。受賞作を掲載した来年のオリジナルカレンダーやグッズの販売も予定している。
同社の担当者は「子どもたちが楽しめるような体験を用意した。来年以降も年1回、開放デーを開催していきたい」と話している。
詳しくは同社ホームページへ。