2度目の自民党総裁選に挑んだ茂木敏充(もてぎとしみつ)前幹事長(69)=衆院栃木5区=は、候補者5人のうち最下位に沈んだ。党や政府の要職を担い、実務能力は党内屈指とされながらも、議員票、党員票ともにほぼ上積みを図れなかった。総裁選を終えた茂木氏は「挙党態勢でこの難局に臨んでいきたい」と、言葉少なに敗戦の弁を語った。
4日正午、茂木氏は東京・永田町の党本部で陣営の支持議員と昼食を囲み「皆さんに背中を押してもらい、日本や自民党をどうしていくかを堂々と訴えられた」と選挙戦を振り返った。午後1時には会場の8階ホールに、拍手に迎えられて入場。選対本部長を務めた梶山弘志(かじやまひろし)衆院議員の隣に座り、投開票作業を見守った。
1回目の開票結果は議員票が34票。小さくうなずいたが、以降は終始、険しい表情が続いた。党員票は15票で計49票となり、
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