壁面にずらりと並ぶ子どもたちの作品

 【真岡】芳賀郡市の子どもたちの力作を集めた「芳賀教育美術展」の展覧会が、荒町の市複合交流拠点施設monaca(モナカ)で開かれている。同施設が会場となるのは初めて。作品は吹き抜け構造の1~3階にずらりと並んでおり、来館者の目を引いている。5日までと、14~18日に展示する。

 今年で39回目。展覧会は田町の久保講堂で9月に開いたが、さらに多くの人に見てもらおうとモナカも会場とした。幼児~中学生が応募した平面、立体作品5092点のうち、入選以上の703点が並ぶ。

 大階段脇の壁面に平面作品が飾られており、さまざまな色彩の作品群がモザイク模様を織りなしている。屋外からも見ることができる。同美術展の大関卓哉(おおぜきたくや)実行委員長(37)は「来年は40回の節目。1人でも多くの人に知ってもらい、子どもたちの自己肯定感を高めたい」と話している。

 入場無料。6~13日は館内整理のため休館。

(杉浦崇仁)