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 益子町益子の「大山栗園」でクリの収穫が始まり、県内に秋の訪れを告げている。

収穫が始まったクリ=18日午前10時40分、益子町塙
収穫が始まったクリ=18日午前10時40分、益子町塙

 同園は70アールで約500本を栽培。「筑波」など7品種があり、現在はわせ種の「人丸」を収穫している。今年は猛暑の影響で生育が10日ほど遅れたという。小粒なものの味は良好で、10月に最盛期を迎える。

収穫が始まったクリ=18日午前10時40分、益子町塙
収穫が始まったクリ=18日午前10時40分、益子町塙

 18日に作業を行った大山一夫(おおやまかずお)代表(75)は「形、色つや、香り、味に強くこだわり、独自の品種改良にも挑戦している」と話す。収穫したクリは熟成後に県内の飲食店などに出荷するほか、道の駅ましこや11月の益子陶器市でも販売する。

(森田大地)