プラハ・フィルハーモニア管弦楽団の演奏会(とちぎ未来づくり財団など主催)が10月10日、県総合文化センターで開かれる。日本を代表するチェロ奏者宮田大(みやただい)(宇都宮市出身)と初共演する。
同管弦楽団は1994年、名指揮者として知られる故イルジー・ビエロフラーヴェクが創立した。国際的な知名度を誇り、世界的なソリストたちと定期的に共演。海外ツアーや音楽祭への招待も多い。
来日は4年ぶり。指揮はプラハ国立歌劇場芸術監督、首席指揮者などを務めたレオシュ・スワロフスキー。チェコの管弦楽曲の代名詞になっているスメタナの交響詩「わが祖国」より「モルダウ」、美しい旋律と迫力にあふれたドボルザークの交響曲第9番「新世界より」、宮田が演奏するチェロ協奏曲を披露する。
宮田は「プラハ・フィルハーモニア管弦楽団は、ドボルザークが大切にしたプラハで音を奏でる。私にとって大切な栃木で、どんな化学変化が起きるか楽しみ」とコメントした。
午後6時半開演。チケットはS席1万3千円、A席9500円、B席7千円など。同センタープレイガイドなどで購入できる。
(問)同財団文化振興課028・643・1010。