どぶろく、みそなど日本伝統の発酵食を中心に、新たな食品の企画・開発、販売を行う宇都宮大発のベンチャー「Ferment Base」(ファーメントベース、宇都宮市陽東7丁目)。平松光幸(ひらまつみつゆき)社長(28)は優れた日本の発酵食文化を継承すると同時に、新たな形で発信し、未来の食文化の創造や健康寿命を延ばすことを目指している。

「日本の食文化を継承し世界へ発信したい」と話す平松社長
-起業の経緯は。
「大学入学後、筋トレ好きが高じて海外のトレーニング機器の輸入・販売を個人で手がけた他、EC(電子商取引)サイトのコンサルティングを行う会社も立ち上げるなどしていました。しかし、私自身は以前から微生物に興味があり、その力を借りて作られる発酵食の面白さにずっと魅せられていました。インターンシップでお世話になっていた東京都内の企業の社長から『本当に好きなことをやるべきだ』とアドバイスをもらい、2023年に現在の会社を始めました。社名のFerment Baseは英語で『発酵の拠点』を意味します」
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