記者会見に臨む茂木氏=10日午後、衆院第2議員会館

 自民党の茂木敏充前幹事長(69)=衆院栃木5区=は10日、党総裁選への立候補を表明した記者会見で「子どもたちが『未来は明るい』と思える国をつくる。私の全てをささげたい」などと語った。会見での主な発言や一問一答は次の通り。

【出馬動機】

 自民党が結党以来最大の危機に直面する最悪の状況だからこそ、立ち上がる決意をした。これまで民間企業や党、政府でさまざまな経験をさせてもらった私の全てをこの国にささげる。党や日本経済を再生の軌道に戻し、次の世代にしっかりとバトンを渡せる政治をつくる。目標は2年。どんな逆風も真っ正面から受け止め、必ず結果を出す。

【党改革】

 今、自民党がやるべき事は、物価高や経済成長への確かな対策を打ち出すことと、党が生まれ変わる姿を国民にしっかりと示すこと。私が総裁になったら、