栃木県立美術館で開催されている、ポスト印象派を代表する画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90年)の絵画を映像化したデジタルファインアート展「親愛なる友フィンセント 動くゴッホ展」(同館、下野新聞社主催)の来場者が5日までに5万人を超え、同館の企画展として歴代最多となった。
同館は1972年に開館。これまでは79年の「パリからの贈りもの」が約4万5千人を集め、最多だった。「動くゴッホ展」は今年6月28日に開幕。来場者は8月19日に3万人、同29日に4万人を突破した。会期は9月7日まで。

壁面に投影された「星月夜」(左)などの映像作品=6月27日午後3時15分、宇都宮市桜4丁目

壁面に投影された「アイリス」(右)などの映像作品