【市貝】町が町オーガニックビレッジ協議会の農家と連携して行う「有機野菜給食の日」が16日、町内の全小中学校で行われ、約800人の児童生徒が地元で採れた無農薬の野菜を味わった。町は本年度10回を予定しており、今回は3回目。
食育の一環として有機野菜を給食に使う町の取り組みで3年目。2023年度は3回、24年度は6回と日数を増やしてきた。この日のメニューは「夏野菜カレー」で町内の農家がタマネギ、ニンジン、ジャガイモなどを提供した。
小貝小では5年生10人に、町担当者が有機野菜を説明。給食を前に町の豊かな自然や、そこで作られる野菜のおいしさに触れ、「町は県内市町で一番、有機野菜の給食を取り入れている。楽しんで食べてほしい」などと話した。
萩島斗和(はぎしまとわ)さん(10)は「カレーにはナスも入っていて、とてもおいしかった。また食べたい」と笑顔だった。次回は10月の予定。