日光市所野の市霧降高原キスゲ平園地で、ニッコウキスゲの黄色い花が斜面を彩り、多くの観光客を楽しませている。

霧がかった高原を彩るニッコウキスゲ=8日午後0時25分、日光市所野
ニッコウキスゲは山地や高山の草原などに群生し、約10センチの花を3~4個付ける。全国各地で見られるが市内に多く自生することからその名が付いたという。

霧がかった山頂付近へと続く階段=8日午後0時40分、日光市所野
1445段の階段「天空回廊」の周辺で花を咲かせ、8日時点では500段より上部が見頃。この日は霧が立ちこめる中でも多くの人が展望台を訪れ、感嘆の声を上げていた。13日ごろまで楽しめるという。
福島県南相馬市原町区仲町2丁目、看護師長谷川小百合(はせがわさゆり)さん(52)は「霧の中でも風情があってすてき。来たかいがありました」と喜んでいた。