【宇都宮】今シーズンのアジア王者に輝いたバスケットボールB1の宇都宮ブレックスや、来季から宇都宮に活動拠点を移すラグビーリーグワン1部三重ホンダヒートなど、市内を本拠地にするプロスポーツ4チームの選手によるトークショーが6月29日、作新学院大で開かれた。
市スポーツ振興財団の主催で初めて開催。登壇したのはブレックスの高島紳司(たかしましんじ)選手、サッカーJ3栃木SCの平松航(ひらまつわたる)選手、ホンダヒートの藤井拓海(ふじいたくみ)選手。同日、栃木市で行われた全日本選手権に出場した自転車ロードレース宇都宮ブリッツェンからは小野寺玲(おのでられい)選手と、武山晃輔(たけやまこうすけ)選手が動画メッセージを送った。
ファンに向け、高島選手は「シーズン中はいろんなことがあり投げ出したくなることもあったが、変わらず声援を送ってくれ、優勝できた」と感謝。平松選手は「勝利後に県民の歌を歌う瞬間が最高。ブレックスとホンダヒートのファンの皆さんも観戦に来て」と呼びかけた。
藤井選手はラグビーについて「スクラムを組んで当たる時は1トンぐらいの力がかかる」と見どころを紹介。「他の競技では見られない、トンガや南アフリカ共和国などの選手も多くにぎやか」と話し「こんなにもスポーツ好きの人たちがいる街でプレーできるのは楽しみ」と待ち望んだ。
ホンダヒートファンを含む約220人が応援グッズなどを身に着けて参加するなど、各クラブのファンが競技の枠を超えて交流を深めた。