【那須塩原】JR黒磯駅周辺をさまざまな音楽で盛り上げるイベント「第11回黒磯音歩き」(同実行委員会主催)が29日、本町の市まちなか交流センター(くるる)などで開かれた。
地域活性化などを目的に2015年から毎年開催している。今回は市内外のプロ・アマチュア計約50団体が出演した。
オープニングセレモニーとして、くるるで国際医療福祉大ジャズ研究部による演奏などが行われた後、来場者はカフェやそば屋など、同駅から半径1キロ以内の八つの会場に足を運び、音楽を鑑賞。落ち着いた雰囲気の中、フォークソングやジャズなどさまざまなジャンルの演奏に体を揺らしたり写真を撮ったりして楽しんでいた。
上厚崎、主婦津江標野(つえしめぬ)さん(70)は「これまで知らなかった場所を訪れるきっかけになった」と笑顔。実行委の松本(まつもと)あさみ代表(76)は「音楽を通して街の魅力を発信していきたい」と話した。