企業のウェブ戦略を支援するRevision(リビジョン、宇都宮市錦2丁目、山川晃太郎(やまかわこうたろう)CEO)は24日までに、交流サイト(SNS)のインスタグラムの運用を支援するサービス「imadoki」(イマドキ)の本格展開を始めた。ノウハウが不足している地域の中小企業などのSNS運用を幅広く支援し集客拡大などを図るのが狙い。
同社によると、SNSは企業の認知度向上や集客に欠かせない一方、中小企業では知見の蓄積や人材育成ができていないケースもあるという。
同社は大企業などのウェブ戦略支援で培った経験を基に、中小企業の利用を想定した運用支援サービスの本格スタートした。20歳台中心の若手チームが顧客企業への聞き取りや初期設定、キャンペーンなど企画発案、定期投稿、効果測定などをサポート。最新の流行を踏まえ、魅力発信や集客、売り上げ拡大を目指す。
「日光きぬ川ホテル三日月」(日光市鬼怒川温泉大原)では、多忙のためSNSの運用が追い付かないなどの課題があった。そのため、昨年10月からサービスを先行導入。インスタグラム公式アカウントのフォロワー数が約2・5倍に増える効果があったという。
費用は初期構築の一律10万円と、定期的な投稿などサービス内容によって月額7万5千円~。山川CEOは「地元の中小企業を支援したい」としている。