第23回オールジャパンアームレスリング選手権大会が22日、宇都宮市の県総合文化センターサブホールで開かれ、全国各地や海外から腕自慢の選手334人が出場した。

白熱した戦いが繰り広げられた会場
オールジャパンアームレスリング連盟主催で、県内開催は2年ぶり。各大会優勝者など実力者がそろうA1(シニア)クラスや一般レベルのA2クラス、マスターズ、ユースなど各クラス体重別に行われた。シニアとユース、マスターズの上位選手は、9月にブルガリアで行われる世界大会の出場権が与えられる。
会場には複数の競技台が設置され、トーナメント形式で開催。「行け」「負けるな」など周囲の熱い声援を受けながら、選手たちは日頃鍛えた腕力と技で白熱した戦いを繰り広げた。
マスターズに出場した立伏町の横山満洋(よこやまみつひろ)さん(60)は「退職を機に30年ぶりに競技を再開した。狭い競技空間の中で、さまざまな技を用いて真剣勝負するのが魅力」と笑顔を見せた。
オール栃木アームレスリング連盟の文蔵道也(ふみくらみちや)理事長は「2022年のいちご一会とちぎ国体のデモンストレーションスポーツで競技会が開かれた後、競技人口は増えている。今後も競技を盛り上げていきたい」と話した。
