【大田原】旧両郷中の廃校舎を活用した中野内の市芸術文化研究所で14日、「第11回ゲタ箱展」が始まった。30日まで。
2015年度から毎年開催している恒例の展示会。国内外の芸術家が手がけた彫刻や絵画、オブジェなど計121点の作品が、昇降口にあるげた箱の小さなスペースに並んでいる。作品は見るだけでなく、直接手に取って楽しむことができる。
この日は会場でオープニングセレモニーが行われ、出品作家や関係者ら約70人が出席した。日原公大(ひはらこうだい)所長は「感動の仕方は人それぞれ違う。『分かる』『分からない』と決めつけるのではなく、作品に込められた芸術家の思いを探求しながら新たな感動を発見してほしい」と話した。
午前10時~午後4時。入場無料。作品はホームページなどでも公開している。「第15回研究員展」も同時開催している。(問)同研究所0287・59・0004。