独特の見た目や味で敬遠されがちな栃木県の郷土料理しもつかれだが、「7軒分を食べ歩くと無病息災になる」とのありがたい言い伝えがある。調べてみると、初午(はつうま)の時季には東京都内にも、しもつかれ提供店がわずかにある模様。健康としもつかれの新たな魅力発見を期待し、食べ歩いてみた。(この記事は、2020年2月27日付紙面で掲載したものです。年齢や肩書きは掲載当時のままです)
まず訪れたのは四谷3丁目の和食居酒屋「酒・肴(さかな) くりや」。宇都宮市出身の店主勝沼保枝(かつぬまやすえ)さん(58)が関西出身の常連客の要望で作り始めた。「私も生臭いのが嫌いだから」と丁寧に仕込んだ一品は特に男性客に人気という。確かにお酒が進む。

くりやのしもつかれ
新宿御苑前の日本料理「旬菜 みつや」のしもつかれはまろやかな味だ。
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