地層をそのまま“剥ぎ取る”ことができる-。
下野新聞の小学生向け企画「週刊しもつけ子どもタイムズ」のコラムを読んで、衝撃を受けた。遠出しないと見られないと思っていたけれど、栃木県立博物館で6月15日まで行われているテーマ展に行けば、地層を剥ぎ取った標本を間近で楽しむことができるようだ。記者が博物館を訪ね、地元の地層について学んできた。
室内で地層を堪能
案内してくれたのは、県立博物館で岩石や鉱物を担当している吉田貴洋(よしだたかひろ)さん(40)と、古生物が専門の河野重範(かわのしげのり)さん(44)。
2人の後に付いて展示室に入ると、目の前に幅2メートル以上ある大きな標本が現れた。土や砂粒はもちろん、ごつごつした石もきれいに剥がされている。室内にいながら地層を体感できるなんて驚きだ。
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