» 動画ページへ

 オートバイの操縦技術を競うFIMトライアル世界選手権第3戦「大成ロテック日本グランプリ」が17日、茂木町桧山のモビリティリゾートもてぎ(MRM)で開幕した。初日は強い雨の中での競技となったが、県内外から約3千人の観客が来場。巧みにマシンを操って障害に挑むライダーに大きな歓声や拍手を送った。

急斜面の岩場を越えるライダー=17日午後2時5分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ
急斜面の岩場を越えるライダー=17日午後2時5分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ

 トライアルはオートバイに乗ったまま、足を着かずに崖や岩場、丸太などを越える競技。今回は施設内の森や斜面に12のステージが設けられ、世界のトップライダー約30人が2日間で4周して順位を競う。

急斜面の岩場を越えるライダー=17日午前11時50分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ、磯真奈美撮影
急斜面の岩場を越えるライダー=17日午前11時50分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ、磯真奈美撮影

 この日は雨の影響で斜面はぬかるみ、岩場もぬれて難易度が上昇。ライダーたちは泥にまみれながら、果敢に障害クリアを目指していた。自身も競技を続けているという京都市の大倉芹菜(おおくらせりな)さん(21)は「2日間、好きな選手をしっかり応援したい」と話していた。

急斜面の岩場を越えるライダーら=17日午後1時45分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ、磯真奈美撮影
急斜面の岩場を越えるライダーら=17日午後1時45分、茂木町のモビリティリゾートもてぎ、磯真奈美撮影