米価の高騰に伴い、県内の酒蔵が苦境に立たされつつある。日本酒の主原料となる2024年産の酒造好適米(酒米)の価格が、主食用米と同様に上昇。25年産はさらに高値となる可能性もあり、酒蔵関係者からは「値上げに対応できるか」などと不安の声が上がる。将来的な酒米調達への懸念も出ている。県酒造組合は14日までに、県に支援策の検討を求めた。酒米価格についてもJA全農とちぎと議論し、酒造りの持続性向上を模索している。
県酒造組合の島田嘉紀(しまだよしのり)会長は1日、県庁を訪れ、酒米高騰で打撃を受ける酒造業者への支援を求めた。
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